中学英語赤点人間がほぼ無勉強でTOEIC受けてみた(受験編)

入試や就職、資格手当などでTOEICを受けたことがある人は多いと思います。

ですが、私は受けたことがありません。
理由は単純明快です。

そもそもTOEICを必要とするような学校や会社に縁がなかったからです。

中学では定期テストで何度も赤点を取りましたし、高校でもそれは変わりませんでした。
時を経て、なおも中学英語もおぼつかない人間がほぼ無勉強でTOEICを受けた記録を残します。

暇つぶしの読み物にでもなればいいなと思います。

(2022年1月9日追記)
結果が発表されたので記事を書きました。 

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TOEICを受けた動機

そもそもなぜTOEICを受けたのか

そもそもなぜTOEICを受けたかというと、それは、今の自分の英語力を知りたかったからです。

英語に関する能力試験には英検もありますが、あちらは受験級が分かれています。
対してTOEICは全員が統一された内容で実力が図られ、点数が出ます。

全体に対して自分がどの位置にいるのかが知りたかった。

英語ができない私がおこがましい話ですが、英検ではなくTOEICを受けようと思った理由はそれです。

なぜ現在の英語力を知りたいのか

なぜ今の英語力を知りたいかというと、それは興味本位というのが一番近いです。

今まで自分は「英語ができない」と思ってましたし、言ってきました。
けれどどの程度できないのか。
出来ないならどのくらい出来ないのかを明確に知りたかったのです。

その他にも、身近に英語のできる友達がおり、その人に触発されたというのもあります。

受けた結果の点数でなにかが出来るとか、どこかに達するとか、そういう目的ではないのに受けるというのもおかしな話ですよね 笑
ですが、TOEICは一度受けてみたいとは思っていたので、受験することで興味の欲は満たすことができました。

受験した段階での学習状況

ほぼ無勉強とは書きましたが、最近英語の勉強を始めていて、ちょっとだけ文法知識は学び直しました。

市販の『中1英語をひとつひとつわかりやすく(改訂版)』というテキストを使っていて、試験当日の朝までその単元28まで進んだ段階でした。

学び直した内容

  • 主語+be動詞の文、疑問文、否定文
  • 形容詞
  • 一般動詞の文
  • 三人称単数
  • do, does を使った疑問文、否定文
  • can を使った文

単元28までには以上の内容が含まれていました。
ここまでテキスト学習した段階でも新発見や忘れていた内容も結構ありました。
正直なところ、「こんな状態でTOIEC受けに行くとか正気か?」と自分でも思いました 笑

受験してみた感想

周辺事項についての感想

試験前の記入欄が多い

試験内容とはあまり関係がないのですが、開始前に書き込むアンケートというか個人状況の記入項目が多かったですね。
経歴や職歴、英語歴など、たくさんマークしました。

下調べもせずにぶっつけ本番でしたので、こういう手順があることを知りませんでした。
座席に配布されたリーフレットを見ながら項目を埋めていき、15〜20分の時間がかかりました

その後の説明中に項目を埋める時間を取ってくれますが、それも5分に満たず説明は続くため、受付時間開始後早めに座席について書き込んでいたほうがよさそうです

マークシートに鉛筆の色がよく乗る

別の試験(HSK)にてマークシートに鉛筆の色が乗りにくいという経験をしたことがあり、今回はBの芯を入れたシャーペンを持っていきました。
そしたら予想以上にしっかり色が乗ってびっくり!
解答用紙の注意書き欄には「HBを使用してください」と書いてありましたが、その通り確かにHBの濃さのものを用意すれば良さそうだなと感じました。

リスニング問題の音声がはやい

リスニング問題での英語の音声が、市販テキストの音声より聞き取りにくかった印象です

テキストは多少聞き取りやすく喋ってるんですかね?
TOEICのほうは流暢にペラペラと話されて、単語が聞き取れないものが多かったです。
(まあそもそも英語の語彙力がないので聞き取れなかった、聞き取れても意味が分からなかったでしょうけど…)

全体的に、なにを言っているか理解できたものは一つもなく、単語をなんとか聞きとって回答したものが一部、残りは適当に回答しました 笑

内容についての感想

英語が聞き取れない

リスニング問題全般の話ですが、まあ英語の聞き取れないこと!笑
文法も語彙も中学挫折レベルですから、本当に簡単な単語しか聞き取れません。
問題文も選択肢も問題用紙に書かれてない問題は正解しようがありませんでした。

問題文が読めない

リーディングでの穴埋め選択問題。
穴埋めの前に、その短文が分からないのです!

短文に、かならず一つ以上は意味の分からない単語が含まれているし、知ってる単語でもその文法上どこにかかってくるものなのかが分かりません。
答えの選択肢も、活用で困る前に、なんでその単語が選択肢にあるのかがわかりませんでした。

選択肢が読めない

リスニング、リーディングともに、選択肢の文章が読めません。
一部のわかる単語から、こんな意味かなーとフワッとした感じで掴み取るのが精一杯でした。
そしてそれも正しいかどうかは分からない…。

後半、読み取る情報が多い

後半の問題は、問題用紙に書かれてる情報から読み取る必要量が多かったです。
ほぼ読めないのにそこから読み取ろうとするので、頭の中がグルグルフル回転でした。

ペースが遅れたら大変

リーディングの最初のほうでやや諦めモードに入って問題を解くペースが落ちたのですが、曲がりなりにも最後まで解こうと気合を入れ直しました。
しかし、一問ごとにかけられる時間は短いです。
遅れたペースから追いつくのはとても難しく、結局ペースの挽回はできませんでした。

時間が足りなかった

一つ上の項目で書いたとおりですが、遅れたペースは容易には取り戻せません
途中の問題をちょっとずつ捨てて適当にマークしながら進めましたが、それでも挽回しきれず。
なので最後の数分で、ラスト20問ほどはA~Dを順番マークして無回答を避けるしかありませんでした。

これまでの英語学習

中学時代の成績

中学時代、はっきりとしたきっかけはないものの、一年生の後半くらいからズルズルと成績が悪くなっていきました。
英単語テストは良くもなく悪くもなくでしたが、きっと文法がしっかりと身についていなかったのが原因だと思います。

後述しますが、最近英語の勉強を始めました。その中で、三単現のs などのルールを見ると、「当時は分かってなかったなー」と思います。

結果的に英語の成績は、5段階評価のうちの2が定位置になりました。
(出席と提出物でなんとか欠点を避けていたような状態です)
定期テストでも、最低は16点という点数を取ったこともあります。

途中で投げたこと

中学一年生の後半にズルズルと成績が下がり始めてから、私は「もう無理だな」と、英語を諦めました。
そこからはどのように英語の授業を受けてきたのか記憶に残っていません。
よっぽど気の抜けた状態でいたんでしょうね 笑

高校受験を控えた中学三年の夏頃、その頃に「be動詞とは”is, am, are”のこと」ということを覚えたのが、残っている数少ない記憶です。

最近の学習状況

上の方にも少し書きましたが、最近、思い立って英語の勉強を開始しました

中学一年生向けの薄めのテキストを購入して、それを一回10分ながらほぼ毎日行っています。
一回2ページの単元が約50あり、そのうち半分を過ぎたところです。

三単現や、平叙文、doを使う疑問文などき基礎中の基礎を学び直していて、日々改めての新発見や理解に驚いています
大人になってから簡単なところの学び直しをするって楽しいですね!

これからの英語学習

これからもしばらくは英語の勉強を続けようと思ってます。

今やっているテキストシリーズの、中学三年生レベルのものまでやって終わるつもりです。
語学は本当に際限がないと思うので、ある程度のところで見切りをつけておかないと一生やめられなさそうですからね 笑

他にも少し手を付けてみたい範囲のものもありますし、そのために時間も作らないといけないので。

ただ、急がずゆっくりと、義務感を感じて嫌いにならない程度にマイペースで学んでいきたいと思います。

※そして、中学三年生レベルの学習まで終わったら、改めてTOEICを受けてみてどれだけ点数の向上が見られたか比べてみたいですね!

まとめ

当たり前ではありますが、中学英語をやり直してるレベルではまったく歯が立ちませんでした。
受ける前から分かってたこととはいえ、ちょっと悔しいですね… 笑
中学英語があやふやな方は、受験料の無駄なので受けないことをオススメします!

また正式な点数が発表されたらこちらのブログで公開するつもりです
これからもマイペースに英語の勉強を続けて、気が向いたとき再度TOEICに挑戦してみたいと思います。

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