趣味で中国語の学習を始めた話

2019年10月頃から、趣味でちまちまと中国語の勉強をしています。
中国語の中でも普通话(putonghua)という、日本語で言うなら標準語のようなものを勉強しています。

多くの中国語学習者は、中国語を使って何か成し遂げるためや、学校の授業としてなど、もしくは語学学習自体が好きで勉強したりするのでしょう。

ですが私はどれにも当てはまらない、完全な趣味で始めました(語学学習自体がすきというわけではないです)。

そんな人もいるということと、きっかけ、そして今後それをどうするかなどを書きます。

目次
1. 最初の中国語学習
 1-1. 漢字が好き
 1-2. 選択授業
2. 中国語学習熱再燃
 2-1. YouTube動画
 2-2. 職場にて
 2-3. 学習スタート
3. 現在の学習状況
 3-1. 学習ペース
 3-2. 目標
4. まとめ

1. 最初の中国語学習

1-1. 漢字が好き

最初の最初までたどるとなにがトリガーになったのかはわかりません。
しかし中学高校と、私はほかの人よりも漢字が好きでした。

学生時代は現代文は得意科目で、特にテストの漢字の書き取り部分はボーナスステージのように感じていました。
本も特に読まないし、他の科目は苦手ばかりだし、なんなら古文、漢文においても訳が分からず、毎度低得点をたたき出していました。

英語や数学も壊滅的でした。
「日本語以外の羅列が理解できない」という状況です。
共に中学1年から授業に追いついていけなくなっておりました。

しかしそんな中でも、なぜか漢字だけは大好きでした。
今考えてみれば、幾何学的な形に見えて各部に意味があり、それらが組み合わさってできるところに魅力を感じていたのかもしれません。
高校3年生の時には漢字検定2級を取得していました。

1-2. 選択授業

高校卒業後に進学した先は専門学校でした。
そこはパソコンの専門学校で、漢字の能力などは一切関係ありませんし、選択した学科ではプログラミング言語を学ぶこともありません。

実際そこに進学した理由はただの「逃げ」であったのですが、無意識的に苦手科目を学習することから避けたい思いもあったのだと思います。
(ただ結局、2進法の勉強があり、そこで苦労することにはなりました)

そこでは必須科目以外にも課外授業としていくつかの授業を選択して受講することが出来ました。
テキスト代はかかりますが、追加受講料もなく、おまけに単位ももらえるとのこと。
だったらなにかめぼしいものがあればと一覧を眺めていると、そこには「中国語入門」という文字が。
漢字が得意なのは自覚してましたし、単位もらえるならと、私は受講を申し込みました。

今思い返せば授業内容は本当に入門の内容です。
自己紹介文から、疑問文、「是」の使い方に、「有」の意味など。
最終的にはテキストも半分くらいで終わっています。
ただ当時の私からすれば「こんなはずでは」と思うこともありました。

まずは、「漢字の形が違う」こと、そして「読みがまったく予想できない」こと。あとはシンプルに「単語が違う」ことと「日本語と文法が違う」こと。
外国語なわけですからそれは違って当たり前なのですが、漢字が得意なだけでは片付かないことがらが思ったよりも多くありました。
中学1年の英語につまずくような私ですから、動詞と名詞が同時に出てくるような文章になると訳が分からなくなってきます。

ですがそこは当時10代の若い脳みそのおかげで、その場しのぎで乗り切ることが出来ていました。
授業自体もおまけ扱いの存在ですし、受講人数も少なく、進みも遅い。
欠席なし、というだけで難なく単位を取得することが出来ました。

それが、私が初めて中国語と触れた期間でした。
隔週で1回50分、それを半年。
そしてそこからはまた中国語と無縁の生活に戻りました。

2. 中国語学習熱再燃

2-1. YouTube動画

中国語とは無縁のまま10年以上を過ごし、とある日YouTubeにて出会ったのが、ロシア人YouTuberのAshiyaさんの動画でした。

一時期東欧について調べていた時期があり、そこでキリル文字を見かける機会が多く、そこからYouTubeにてキリル文字の読み方を知りたくて動画を探していたところでした。
Ashiyaさんの動画でキリル文字の読み方を勉強しているうちに、私は過去に中国語を勉強していたことを思い出します。
「ロシア語があるなら中国語もあるのでは?」
そう思った私は中国語で検索、するとそこに出てきたのが、中国人YouTuberの李姉妹の動画でした。

李姉妹の動画では単純な勉強法ではなく、単語一つにフォーカスをあてて正しい使い方や間違ったときはこうなるなど、バラエティ色が強めの解説をしていました。
昔よりは多少脳みそが成長した私は、形も意味も知らないながらも「漢字」である簡体字に強く興味を惹かれました。
そこから私はいよいよ本格的に中国語に興味を持ち始めました。

2-2. 職場にて

李姉妹の動画を見つけてからは、毎朝仕事の支度の時間に流し見することが日課になりました。
とくに「基礎から始める中国語シリーズ」は何回も流していました。
その時は強く興味を持っていたものの、片手間の趣味として「少しわかるようになればラッキー」くらいの感覚でしたので、本格的に勉強するには至っていませんでした。

当時有期雇用で働いていた職場はオフィスと窓口が一体になっており、デスクに向かって作業している私にも、窓口応対の声が聞こえる状態でした。
そこに現れたのが一人の日本語が拙い初老の方。
断片的に話が聞こえてわかったのは、その方は中国語話者ということ。
日本語が完璧でなくて何やら困っているようで、窓口応対の方は中国語で会話ができる別の施設への電話を勧めていました。
連絡先を聞いたその方はその場で電話をかけ、中国語で会話。
用事を済ませるとお礼を言って帰っていかれました。

その時に私は思ってしまったのです。
「中国語ができれば」と。

なんとなくちょっと分かればいいと思っていた中国語、流し見していた動画。
これじゃあ無理だと私は思ってしまいました。

2-3. 学習スタート

間もなく、私は中国語の学習方法をネットで調べました。
ただ、スクールに通うには費用が高く感じ、踏み出せませんでした。
よく考えれば、職場での出来事はただのきっかけであり、何を目的に勉強をするかが定まっていませんでした。
そこで私は決めました。
これはただの「趣味」として学習しようと。

ならばスクールは費用対効果を考えると候補から外れました。
趣味であれば簡単なことから少しずつ始めればいい。
私は幸い、専門学校時代の中国語入門のテキストを残していました。
10年以上使っていなかったそのテキストをなぜ残していたのか、卒業時になぜ残す選択をしたのかはもう覚えていませんが、おかげでここで活きることになりました。

テキストを進めながら、ネットで学習方法を調べる。
そして、やがてなにか目標を定めたほうがいいなと思い、中国語検定とHSKを知りました。
きっかけが会話によるエピソードだったこともあり、コミュニケーションを重視するHSKをガイドとして学習することを決意。
HSKのほうが世界的に通用しやすい試験であることも考慮しました。

やがて単語帳を買い、文法の本を買い、2020年1月にはHSK3級に合格するに至りました。

3. 現在の学習状況

3-1. 学習ペース

HSK3級を目指していたころは毎日3時間は勉強に費やしていましたが、現在はそのペースもだいぶ落ちてしまい、平均で毎日1時間にも届きません。
ただやっぱり「趣味」というスタンスなので、焦りはありませんし、「やめないこと」を重視しているので、勉強に追われ過ぎて嫌にならないようにしています。

ただあまりにペースが落ちたせいか、自己効力感の低下を少し感じつつあります。
趣味にしてもこれはよくないので、再び目標設定と習慣化をしなければと感じているところです。

3-2. 目標

そんなわけで、そろそろ次の目標を決めなければなりません。
とすれば自然な流れとしてHSK4級になりますね。
よく、宣言すれば達成しなかったときにいろいろ言われたくないから自分を追い込める、と言いますが、私はそれはあまり効果がないようですのでとくに宣言はしません。
取るかもしれないし、取らないかもしれません。

けれど、一つだけ目標があります。
「YouTubeに上がってる「罗小黑战记」を日本語字幕なしで観る」
これが出来るまでは学習を続けたいと思います。

4. まとめ

私が中国語を学習し始めた経緯はこのような感じです。
中国語の学習をしたいけど、目標や目的がないかし時間の無駄だからやめとこうと、そう思っている方もいるかもしれません。
それはたぶんそうかもしれません。
ただ私の出発点は、漢字が好きだから、でした。
そこから中国語を勉強し始め、少しだけ中国語がわかるようになりました。

勉強し始めてから、羅小黒戦記というアニメ作品に出会い、中国のニュースに興味を持つようになり、中国語学習関連のTwitterのフォローフォロワーさん経由で多様な情報に触れられるようにもなりました。
私はあくまで趣味ですので中国語でなにかをなす目的など今もありません。
けど、興味があったから勉強した。
その結果として訪れる将来にちょっとした変化があるんだな、と感じたのも事実です。

興味があるなら、その先に目標がなくてもちょっと触れてみるのはありだと思いました。
その際はできるだけお金も時間もかからない方法でやるといいと思います(笑)
ハマってもハマらなくても、結果的にプラスになることもあるんだなと私には思えました。

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