社会人になってからの創作時間の変遷記録

社会人になると、学生のころとは違って朝から夜まで働いて、家に帰って来ても自由時間が取れないまま就寝。
なんてことになるのではないかと、就職前は不安になりませんか?

私はこれまで複数の職場に勤め、その間に実家から一人暮らしへの転換も経験しています。

それぞれの場合で、創作にあてていた時間を確認していきます。

1.結論

まずは結論から言います。

労働時間が短いほど自由時間は長いです。

そして、一人暮らしよりも実家暮らしのほうが自由時間は多いです。

言わずもがなではあります。
このあとに書かれているいくつかのパターンでもこのようになっています。
ですが、もうちょっと詳しく、「どんな生活で、どれくらいの時間が出来るのか」を以降の項で取り上げていきます。

2.フルタイム + 実家暮らし

最も一般的な、《9時~18時》の労働の場合です。
内訳は「8時間労働+休憩1時間」になります。

通勤時間が1時間ほどのため、朝は7時に起きて準備をして、8時には家を出ます。
支度を終えて家を出るまでに五分ほど時間が余るのですが、この時間を使って小説を少し書き進めたりもしました。

定時に終業すれば帰宅は19時。
帰宅後はまずシャワーを浴びて、母親が食事を作ってくれている間に創作。
食事の後は就寝の準備をして、もろもろ終えると21時過ぎ。

そこから就寝時間の23時までは自由時間です。
テレビを見たりしながらも、創作していました。


3.ハードワーク + 実家暮らし

転職して、《8時~17時》の職場になりました。

しかしその職場は当時ピンポイントで激務の時期で、残業は毎日最短20時土曜も出勤して同じくらい働く、という状況が3ヶ月ほど続きました。

この時期は帰宅すれば食事してシャワーを浴びて寝るだけ、の日々が続き、創作はまったくできませんでした。

日曜は休みだったのですが、平日の間に忙しくしていた反動か、創作よりもテレビやら漫画やなどの受け身でいられる娯楽に走ってしまっていました。

今考えてみても、日曜日以外は創作にあてられる時間はなかったんじゃないかなーと思います。


4.フルタイム + 一人暮らし

上記の仕事が落ち着きを取り戻したころ、私は一人暮らしを始めました。

仕事の昼休憩は1時間あったのですが、昼食を食べ終わって午後の業務が始まるまでの余った30分ほどのうち、15分ほどはスマホで小説の執筆、あとの15分はデスクに突っ伏しての仮眠にあてていました。

帰宅時間は18時過ぎととても早かったのですが、一人でいるとやはり家事の手間が発生します。
買い物に行き、食事を作ったり片づけたり、洗濯したり取り込んだり。

それらは早ければ20時半くらいには片付き、0時就寝までの3時間強を創作の時間にあてることが出来ました。

一人暮らしを始めてからはテレビを置いていないので、そちらに余計な時間を取られずに済んだことで、実家暮らしの時より創作がはかどりました。

ちなみにこれはまた別の話ですが、この頃は0時就寝6時起床の生活を続けていたのですが、できれば睡眠時間はもっと長くとったほうが良いと今は考えています。


5.パートタイマー + 一人暮らし

さらに転職し、《9時~15時15分》(休憩45分)の職場になりました。

朝は7時に起床し、準備を終えてから家を出るまでには30分ほどの余裕があり、その時間を創作にあてました。
帰って来てからも存分に時間があり、ゆっくり家事や用事を片付けても1日3時間ほどは自由時間を取れたかと思います。そのうち2時間は創作の時間として使っていました。

6.平日の創作時間

フルタイム + 実家暮らし 2時間
ハードワーク + 実家暮らし 0時間
フルタイム + 一人暮らし 3時間
パートタイマー + 一人暮らし 2時間30分

それぞれを一覧にするとこのような感じで、社会人になると、一人暮らしでも実家暮らしでもだいたい最大2~3時間が創作にあてていた時間になります。

7.まとめ

結局のところ、社会人になってからどれくらい創作に時間が取れるかは、労働環境と家での過ごし方で大きく変わります。

毎日遅くまで残業、みたいな職場だとどれだけ頑張っても時間は取れないでしょうし、定時出社定時退社の職場でも、家でぐうたらしていては時間は取れません。

そして時間がたくさん取れればいいというわけでもなくて、
短い時間でもしっかり集中して作業できるようになったほうが良いですね。

この記事がなにかしら参考になれば幸いです。

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