「ブログでお小遣いを稼ごうと書き始めて、思ったように結果が出なくて書くのをやめてしまった」
「書く内容が思いつかなくて年に数記事しか書いていない」
そんな方は結構いるのではないでしょうか。
私もかつてはそんな状況で、ブログの更新をサボっていました。
ですが、数記事で結果が出ないのは当たり前と受け止め、小難しく考えるのはやめました。
ただ自分が思ったこと、感じたことを、誰かに説明するように書くことで、初収益を上げることができました。
ブログを書き始めて3年目に、13記事目でようやく初収益を上げた私が、どういう意識で記事を書いているかをお話しします。
ちゃんと書けば収益は出ます
雑記ブログでも、書き続ければ収益は出ます。
でも、10記事、20記事くらいだと良くて数円です。
ブログを書き始めて、Googleアドセンスの審査が通ったなら、最低でも20記事は書いたほうがいいです。
それだけ書けば最初の1円を稼ぐことが出来るかもしれません。
内容も固いものではなくて大丈夫です。
私は映画の感想記事を書いて2円の収益を上げることが出来ました。
初収益まで3年かかった理由
ブログを始めてから初収益まで3年かかったのは、単純に記事の更新をサボっていたからです。
このブログの月別アーカイブを見てもらうと分かる通り、大きく月が飛んでいます。
2017年7月に短い挨拶文を書いたあと、次に記事を書いたのは4ヶ月後の11月です。
あまりにもサボりすぎですね笑
いろんなブロガーさんの記事で、ブログで収益を上げるためには「毎日更新」とか「最低100記事」など言われています。
そんなふうに言われているにもかかわらず、この遅さです。
ならせば数ヶ月に1記事というペースで書き続け、10記事に到達したのはブログの開設から2年3ヶ月後の2019年10月でした。
この時点で気まぐれにGoogle AdSenseの申請をして運よく審査が通りましたが、このペースでこの記事数では当然、その後も収益は上がりませんでした。
なぜサボっていたのか
ブログを始めてから2記事目を書くまで4ヶ月。
そしてその後も遅いペースでの更新。
なぜそんなサボっていたのかと言うと、単純に書くことが思いつかなかったからです。
書くことが思いつかずにいたら、やる気も出ず、ただただ放置する日々が続きました。
こんにちは。今回はタイトルを見ての通り、収益を得る目的でブログ(WordPress)を始めたけど今はもう既にそれを断念したことを軽く書きます。現在個人ブログで広告収入やアフィリエイトで副収入を得ている方はたくさんおられます。私はそのよう[…]
元々はお小遣い稼ぎ目的で始めたブログです。
ブログで稼いでいる人の記事などを読むと、読者のためになる記事を書きましょう、知識や情報を提供しましょう、などのような言葉が躍ります。
当時の私にはそんなものはありませんでした。
今もありません。
「人の役に立つ記事を書かなきゃ」
「なにか知識を提供しなきゃ」
そう気負ってしまった私は、自分が与えられるようなものは持ってないという答えに行きついてしまい、記事が書けなくなってしまいました。
それでも少し続ける
ですが時々、「こんな記事ならまだありかな」と思ったことは記事にするなど、完全に諦めたわけではありませんでした。
美術館に行ったことや、イベントの観覧をしたことを書くなどして、なんとか続けている体裁を保ちました。
ブログをやめなかった理由
ブログを始めて年単位で収益が上がっていないのに辞めなかった理由。
それはもったいない精神だけといってもいいでしょう。
ブログの運営のためのサーバー代や、ドメイン代と、維持費がかかります。
これまでかけてきた維持費が無駄になるのが何となく嫌でした。
なのでせめて個人的なブログとしてでも再開しようと思いました。
ただ、もしブログをもう頑張れないというようであれば、すっぱりとやめてしまうのが正解だったかもしれません。
芽の出ない作業をダラダラと続けるのは無駄です。
お金もかかっていることなので、損切りする判断がよかったかもしれません。
ただ私は、続けるという判断をしました。
初収益はこんな記事
ブログの更新を続けていこうと何となく決めて数ヶ月。
映画の感想記事を書いたところ、始めて収益が発生しました。
それが、『漫画誕生』という映画の感想記事でした。
こちらは、大きな映画館で大々的に全国ロードショーとなった作品ではなく、各地で上映されたものの、比較的規模の小さい映画館で公開された作品でした。
たまたま舞台挨拶付きの上映を観に行き、その感想記事を書きました。
先日、「漫画誕生」という映画を観に行きました。「漫画」という単語を生み出した日本初の漫画家、北沢楽天という人物の生涯を描いた作品です。描かれた内容のすべてが事実に基づいているわけではないようなので、娯楽作品として受け取るのが妥当でしょう[…]
なぜ収益を上げることが出来たか
この記事で収益を上げられたのは、Twitterに記事のリンクをつぶやいたおかげです。
Twitter貼り付け
感想記事へのリンクと共に、ハッシュタグ付きのツイートをしたところ、出演していた俳優さんや監督さんなどの制作関係者の方にいいねをもらったり、RTしていただいたことが大きかったです。
これまでで一番アクセスを集めることが出来ました。
ブログを書きました。
「漫画」という言葉を生んだ北沢楽天の生涯を描いた物語。
キラキラした青年にあてられました。
主要登場人物を演じる役者さんの存在感にも圧倒されました。映画 漫画誕生 鑑賞の感想(後半ネタバレあり) https://t.co/n6Nt8qoYlk#漫画誕生 #感想
— 宮田未基@中検3級、HSK4級復習中 (@MiMiYear) February 4, 2020
映画の公開規模
こうなったのも、映画作品の公開規模も関係していると思います。
大きな映画館で全国ロードショーとなった作品だと、感想記事を書く人はたくさんいます。
観に行く人もたくさんいます。
それほどの映画であれば、映画情報サイトで記事を書かれることも多いですし、レビューサイトに感想記事を書き込む人も多いでしょう。
であれば、映画の感想を調べる人はそちらに流れ、一個人の感想記事が読まれる可能性は低くなります。
一方で映画の公開規模が小さめの作品の場合は、一個人あたりの声が大きくなります。
映画情報サイトで書かれる記事の数も、全国ロードショーの作品よりは少なくなりがちです。
しっかりとした記事を書くことで、自分の記事に読者を呼び込むことが出来るでしょう。
SNSの活用
記事を書いたらSNSで共有することでアクセスを集める方法は定番です。
全体で公開される記事数が少ないと、SNSでも目に留まりやすくなります。
どの作品でも感想記事を探している人はいますし、そのアンテナに引っかかる可能性は高くなります。
特に、普段創作をしている私の感覚から言えば、制作に関わった作品の感想や反応はすごく気になります。
公開規模が小さければ感想をネット上に流してくれる人の数も相対的に少ないので、一人一人の反応がすごく貴重です。
手軽につぶやけるTwitterは、その手軽さから感想をつぶやいてくれてる人も他のSNSと比べれば多いでしょうから、検索をする確率も高いです。
今回の私のパターンのように、公式アカウントや関係者がRTをしてくれることも大いにあります。
すると必然的にアクセス数も一時的に増やすことが出来ます。
収益を稼いだ方法の注意点
効果は一時的
この方法は狙ってやるものではないと思います。
なぜなら、映画の感想記事は、映画が公開している期間しかアクセスを集めることが出来ません。
RTやいいねをもらっても、アクセスが伸びるのはその一瞬だけです。
ずっとアクセスし続けられるような記事ではないので、記事を書くことにかかる労力に対して、効果はあまり大きくないです。
市場が小さい
映画の公開規模が小さいと、全国ロードショーの作品に比べるとどうしても広告宣伝の規模も小さくなりがちです。
すると当然、作品を知ってくれる人の数も少なくなりがちです。
そうなれば、ネット上で検索してくれる人の数も少なくなりますから、記事を読みに来てくれる人ももっと絞られます。
つまり、伸びしろが少ないです。
界隈でバズったとしても数があまり伸びず、収益にはつながりにくいでしょう。
まずは書いてみること
長々と書いてきましたが、まずは記事を書いてみないことには始まりません。
書いてみて初めて、どの記事が反応がいいか悪いかが分かります。
ブログを始めてみて10記事20記事でうまくいかないと投げ出すのは早いです。
それ以上書いてても数ヶ月で投げ出すのはもったいないです。
月1記事以下のペースで書いている私でも数円の収益を上げることが出来ました。
なので、月1記事以上書いているのならそのうちきっと収益につながるでしょう。
「毎日更新とか無理」「月に数本書くのがやっと」というような感じでブログに希望を持ってない方。
こんなペースで更新していても収益がつくことはあり得ます。
ブログを始めたけれども早い段階で投げ出しそうになっている方の、少しでも励みになれば幸いです。